#26 (2009年6月16日)

来月、7月22日に皆既日食があります。
皆既日食というのは、地球と太陽の間に月が入って太陽が欠けたり、見えなくなる現象です。


7月22日にあるのは皆既日食ということで、太陽が完全に隠れてしまいます。
この、すべて隠れてしまう太陽を見ることができるのは、日本の陸地では46年ぶりです。日食というのはそんなに珍しいものではなく、世界のどこかの国で年に1回くらいはあるものらしいです。ですが、日本では何十年ぶりかということで、一部では話題になっています。
この日食を見られる場所は日本では、奄美大島になります。奄美大島まで日食を見に行くツアーもあり、旅費は20〜30万円で見に行くことができる人は限られているツアーになっているようです。
ただ、東京でも見ることができる場所があり、最大で太陽が7割ほど欠けるのを見ることができるそうです。
7割隠れると昼間なのに夜のように暗くなって星空が見え、大変ロマンチックな天体ショーといった感じになります。


次回、日本で見ることができるのは2035年の9月2日、今から26年後ですね。私だったらもう50歳後半で、生きているかわかりません。
なので、見ることができるのは最後かなと思います。
ちなみに2035年の日食は東京から近い茨城で見られるらしく、誰かしら見に行けるのではないでしょうか。


で、この日食なんですが、日食の終わりかけに、太陽が全部隠れると月と太陽の関係から太陽のコロナといって放射線状に伸びる、普段見られないような光が見えます。これが大変幻想的だそうで、写真で見るより肉眼で見る方が美しいと言われています。
1回見た人は、感動的で涙する人もいるみたいです。
その、太陽がすべて隠れたあと、今度は一部だけ月のクレーターの関係で、光が固まって見え、月の周りに太陽の光の輪ができることを「ダイヤモンドリング」といって、ダイヤの指輪のように見えることがあるそうです。
その現象を見ると幸せになれると一部では言われているみたいです。


今年は、見られるかどうかはわかりませんが、見られる方がいたら見てみたら良いのではないかなと思います。
今回の日食は、7月22日の9:55からで、最大に欠ける時間が11:00頃らしいです。
22日は水曜日ですが、仕事中に見られたら見てみてはいかがでしょうか。



企画課K