東京支店社員スピーチ#8 (2009年5月21日)

今日は最近読んだ本についてのお話をさせていただきたいと思います。

最近私は、色の効果について書かれた本を読みました。私たちの身の回りにはたくさんの色がありますが、その一つ一つの色は何かしらの効果を持ち、私たちの生活に影響を与えているというものです。


その実例として2つの事例があります。
1つ目は、工場での話です。その工場の壁の色は青で、従業員たちは冷たいイメージや寒さを感じていました。しまいには、体調不良を訴える人や欠勤者が増えてきました。そこで、壁の色をオレンジ色に変えてみたところ、従業員たちは寒さや体調不良を訴えることはなくなったそうです。これは、温かみのあるオレンジ色の壁にしたことによる効果であるといえます。
2つ目は、アメリカの凶悪犯罪者が収容される刑務所でのお話です。この刑務所では日々争いが絶えなく、悩んだ末に刑務所の中の色をグレーから愛情を表すピンク色に変えてみました。すると、不思議と所内の争いは減ったそうです。


このように、色によって生活に変化がもたらされることもあるので、気持ちを切りかえたいときなどは、色を用いてみるのも効果的な方法かと思います。


業務課U