東京支店社員スピーチ#14 (2009年5月25日)

学生時代に頑張ったことは部活動で野球部のマネージャーです。


皆さんは「野球部のマネージャー」と聞いて何を思いますか?私はアニメ“タッチ”の浅倉南ちゃんを思い出します。ノックの手伝いをするなどを想像していました。
しかし想像と現実は異なり、私の行っていたことは
・部室の掃除
・選手の飲み物の用意
・監督の補佐
・選手が怪我をしてしまった時の救急
・試合の時の審判の方のお弁当の手配
でした。


何故野球部に入ったのかというと、クラスの男の子がマネージャーを募集していて、仮入部だと思ってやっていたらいつの間にか入部していました。
正直、体力的にもキツく、朝は選手と同じく6時学校に集合で、。前日の片づけから救急箱の用意などをし、昼はお弁当を食べ終えたらすぐにグランドへ行き、選手の練習準備の手伝いをしていました。放課後も授業が終わったらすぐに部室へ行き、掃除を始めていました。365日
野球部のマネージャーと聞くと華やかなイメージがあって高校の友達からは「かっこいいね」等と言われるのですが、夏の試合が始まる前には15人いたマネージャーが私を含め2人になっていました。


私の学校は校庭が広いということもあり、通常他校のグラウンドへ行ってプレイをする練習試合をうちの学校でいつも行っていました。その時に甲子園の時と同じようなアナウンスをします。アナウンスをすることもマネージャーの仕事の一環で、鶯嬢のような声が最初は出来せず、悔しくてお風呂の中などで練習しました。
野球のルールが分からなければアナウンスが出来ないので、部員の男の子に教えてもらったりし、徐々にできてくると野球って面白いんだなと感じることが出来るようになりました。


私たちの代は甲子園には行けないだろうという雰囲気が監督から出ていたのですが、最終的に皆が一丸となって頑張った結果、神奈川県のベスト4になることができました。
その時に皆で頑張って本当に良かったと思いました。
マネージャーは裏方の仕事になるけれど、皆が一丸となってやり遂げることはすごいことなんだということを高校生の時に学ぶことができました。


仕事も一人で出来るものではないので、野球に通じるところがあったんだなと、いい体験をさせてもらった高校生活だなと今は思います。


営業課O