防犯カメラとサービス

防犯用ではなく、
お客さまのテーブルの上を見たいそうです。


場所によっては、
お客さまのテーブルが見難いところもあるのですが、
状況を確認するためには、
遠くから覗き見るようにしなければなりません。

(人だかりの後ろの方から、いったい何が起きているか見るとき、
爪先立ちになり、遠くを見ようとしますが、
あのような感じで店員さんが見ていたら、
お客さまは興ざめしてしまいます)


顧客満足度を上げる為には、
お客様から言われる前に、
テーブルの上の状況を確認して、
空いたお皿を片付けたり、
空いたグラスのお代わりをオススメすることが必要です。

肉眼で確認できない場所のお客さまのテーブルの上の天井に、
カメラを設置して、
バックヤードで確認したいとのお申し出です。

モニターを通して、
テーブルの状況を確認しますので、
不審がられることもなく、接客ができます。

この商談の中で、
顧客満足度を高めるために、
色々な工夫ができるものだと感じました。

安全・安心の危機がニュースの話題に事欠かない昨今、
街の至るところで、
カメラを見かけるようになりました。

犯罪の抑止効果としては、
ある程度の成果を上げているようで、
商店街・繁華街を中心に、ますます需要は広がるようです。

その流れを知っているので、
「カメラ」と聞くと、条件反射的に、
「防犯」と連想いたします。

ですが、少しでも、
ご来店されたお客様に満足してもらうという心がけがフィルターとなり、
同じ「カメラ」を見ていても、
顧客満足度の向上に貢献するツールだとひらめくのでしょう。


形だけの接客ではなく、
日ごろから「どうしたら、より喜んでいただけるか?」
ということを考えていることの表れだと痛感します。