インカムと無線機のウェッジ通信【セキュリティーショーでのエピソード】   

『ドスンッ!!』


鈍い音と共に下から突き上げられた後、大きな横揺れが・・・
その後景色は一変した。


1995年1月17日 午前5時46分 
阪神淡路大震災発生」 私は当時小学3年生でした。


今でも当時の様子ははっきりと覚えています。とても怖かった・・・


1分1秒がこんなにも長く感じた事はありませんでした。


いつ・どこで起こるか解らない自然災害。
これを事前に把握する事が出来れば、きっと多くの人が救え・
こんなに沢山の人が心を痛め悲しむ事も無かったのに・・・。


そう感じた人が多かったのではないでしょうか。


ところで私どもは、
先日東京ビックサイトで行われた「SECURITY SHOW 2009 」に
危機管理を担う重要アイテム取り扱い業者として出展しておりました。

その中で1番注目を集めていたのがデジタルなまずです。

皆さんはデジタルなまずという機械をご存知でしょうか?
これは気象庁からの緊急地震速報の専用受信機で、
この機械と無線機を連動させ、
地震発生数秒前からのカウント音声を“無線機”へ飛ばし、
離れた場所へも知らせることが出来るという装置です。

これまで、事務所に緊急地震速報装置を設置されてる
例はありましたが、これにより、もっと危険な建築現場であったり、
工場の中といった離れた場所へ連絡することが可能になりました。

このシステムが14年前にあれば・・・
もっともっと救えた命があったと思います。


阪神淡路大震災を風化させないこと」

「この様な優れたシステムを普及させることにより
被害を最小限に抑えること」

がこれからの私たちに与えられた使命だと感じています。



【セキュリティーショーでのエピソード】                                             今回、日本の企業だけでなく世界各国のたくさんの方が
来場されました。

その中で印象に残っているのが、
ノルウェーの方 との出会いです。

日本語が全く通じず、片言の英語でしたが、
ジェスチャーや、絵を描いたりして伝える事が出来ました。

今回の展示会に参加し、
これまでの生活では出会うことの出来ない人たちと出会え、
沢山お話する事が出来たので、
とても貴重な経験になりました。

国や言語など関係なく、
「危機管理」の大切さを沢山の方に伝える事が出来ればいいなぁ
と感じました。

余談ですがこれを機に英語を勉強したいと思いました。
いや、その前に日本語からですね(笑)

(関西支店 営業担当)